恋人がほしい、異性に振り向いてもらいたい！そう思ったこと誰しも一回はあることでしょう。ただ、「自分なんて誰にも見向きもされない、他の人たちは自分よりはるかに魅力的だ…。」と考えてしまうと、負のスパイラルになりがちです。
しかし、それは思い込みではありませんか？自分の闘うフィールドをしっかり把握できていますか！？一度３C分析を使ってしっかり整理することで、叶わないと思っていた恋を成功に導く光が見えてくるかもしれません。 今回は３C分析の結果からアプローチの導き方、それを用いた具体的な恋愛戦術までご紹介します！
そもそも3C分析とは？
これから恋愛と掛け算して使用する3C分析とは、ビジネスでマーケティングを行う人、マーケターが事業課題や戦略の方向性を決めるときに、市場の関係性を理解するために使われるフレームワークと呼ばれるものです。
つまり恋愛に置き換えると、恋人を作るために自分が輝けるフィールド、ライバルとなる存在、自分の強みをしっかりと理解するということです。感情的に動くのではなく、いったん自分と、その周りの環境を客観的に捉えてみて、戦略的にアップローチを行っていきましょう。
ちなみに下の記事で今回の記事よりさらに詳しく、ビジネス視点で３C分析について解説しています。「しっかりと３C分析を理解したい。」という方は具体例も一緒に紹介していますので、よかったら読んでみてください。
3Cの意味とそれぞれの恋愛訳
「3C分析」という名前は、以下の3つのCの頭文字が由来しています。
- Customer(市場・顧客分析)
- Competitor(競合分析)
- Company(自社分析)
これは一般的にビジネスで使用される表現ですが、今回は恋愛に置き換えて、難しい言葉は使わず、分かりやすく説明していきます。
Customer(市場・顧客分析)→可能性のある異性
自分のことを好いてくれそうな異性はどんな人たちなのか？を明確にします。 具体的に以下のポイントを明確にしましょう。
- 自分が接点を持てそうな異性の数、何を欲しているのか
- 恋人をどういう経緯で作るのか
- 彼氏を決めるには誰が一番の決定権を持っているか
男子高校生を例にしてみましょう。
学校、またはクラスに何人女子がいるのか？その中で彼氏募集中は何人いるのか？元カレはどういった経緯で付き合ったのか？気になる相手が出来た時、誰に相談するのか？ これらの点を明確にすることで、自分がまずどのくらいの母数の異性がいるフィールドに身を置いているのかを具体的に把握します。
Competitor(競合分析)→絶対に勝ちたい恋敵やライバル
次にライバルはどのくらいいて、どんな強みがあるのかを把握します。具体的に以下のポイントを明確にしましょう。
- 同じ環境に恋人募集中のライバルは何人いるのか？
- 自分と同じ年代、趣味、特技なのはどんな人間か？
- ライバルたちはどんなアプローチをしているのか？
- ライバルたちにはどんな強みがあるのか？
これも男子高校生を例にしてみましょう。
学校、またはクラスに何人男子がいるのか？その中で彼女募集中は何人いるのか？自分と同じスポーツが得意な人、同じことを好きな人はどんな人間か？その人たちは元カノとどう付き合ったのか？また、今どんなアプローチをしているのか？ライバルたちはどんなところがチャームポイントか？ これらの点を明確にすることで、自分が闘うべき相手はどんな人種なのかというのを把握します。
Company(自社分析)→自己分析
最後は自分はどういった人間なのか？どんな強みがあるのか？について分析します。いわゆる自己分析ですね。悲観しすぎずに自分の思う長所を上げていきましょう。
ここでは先ほど分析した「Competitor(競合分析)→絶対に勝ちたい恋敵やライバル」とどういう差別化が出来るかについて着目してみると効果的でしょう。
ライバルと差別化できる自分だけの武器はなにか？自分のライバルにはない、プラスアルファな特技はどんなものかなどを深堀りしていきましょう。
３C分析を用いた具体的な恋愛戦術
それでは今までの説明でも登場していた男子高校生を例として、３C分析を用いた具体的な恋愛戦術を立てていきましょう。
これから紹介する男子高校生A君のスペックはこんな感じ。
- バスケ部
- 身長170cm、体型と顔は普通くらい
- 趣味は読書でペットを飼っている
それでは彼を取りまく恋愛環境を3つのCに当てはめてみました。
| Customer（可能性のある異性） | ・クラスには15人女子がいる。その中で彼氏がいないのは11人。 ・元カレは運動部の人が多い。 ・気になる相手が出来た時は大体友達に相談する。 |
| Competitor（絶対に勝ちたい恋敵やライバル） | ・クラスには15人男子がいる。その中で彼女がいないのは13人。 ・運動部に所属しているのは9人、その中で自分と同じ部活に所属しているのが3人。 ・今では球技大会や体育の授業でアピール、また、公式戦に招待している。 ・他のライバルは身長が高かったり、顔がイケメン。 |
| Company（自己分析） | ・顔も身長も平均。 ・バスケ部に所属。同じ部活をやっている3人の方が自分より活躍している。 ・本を読むのが好き。ペットを飼っている。 |
さて、各項目を当てはめたところでここから戦略的にアプローチの方法を考えていきましょう。
まずは、Customerから始めます。今回のターゲットとなるのは11人の女子。過去の統計から、どうやらこのクラスの女子は運動部に惹かれるようです。バスケ部であるAくんには地の利がありそうですね。
さらに恋愛相談は友人にする傾向があるため、周りの女友達との関係性も良好に築いていく必要がありそうです。相談ごとになった際、悪い噂を流されてしまうと、せっかくのチャンスも流れてしまいますしね。
次にCompetitor、A君の場合ライバルは強敵です。自分よりスキルが高い同じ部活の3人に加え、他にも運動部に所属している男子がいる。つまり自分と同じ領競技で自分より強い武器を持っている競合、他の協議においてもそれに精通している男子がいるわけです。
最後にCompanyを見ていきます。顔も身長も平均。同じ部活をやっている3人の方が自分より活躍している。本を読むのが好き。ペットを飼っている。これは一見普通に見えますが、実は見方次第では武器にもなりえます。
以上の条件をもとに編み出した戦略は「意外なアピールポイントで自分の見え方を変えちまおうぜ作戦」！
customerの状況から運動部に所属している点が自分のアピールポイントあると思いがちですが、Competitorが強力です。そうした場合、アピールする点を少し変えて、「ペットを飼っている。」にしてみましょう。SNSへの投稿でペットへの愛情をアピールし、バスケ部に所属している以外の、他と差別化できるような認識を広めるのです。
そして球技大会や体育でバスケを披露しましょう。球技大会や体育には初心者が多く出場します。つまり自分よりスキルが劣っている人間が増えるタイミングを狙って、アクションを起こしましょう。そうすると、「ペット愛にあふれていて、バスケもできる。」といったような他の３人に比べて武器が１つ増えるわけです。
嫌いなものが合う人がねらい目かも
Customerの見方を少し変えてみるのも手段の１つです。例えば「趣味が合う人」ではなく、「嫌いなものが同じ人」を探してみるのはいかがでしょうか？嫌いな行動や食べ物はどれだけ相手が好きでも我慢できない時があります。逆にそこをおさえてしまえば、相手の自分と合わない趣味は新しい発見になりますし、予想できない相手の行動は日々新鮮に感じられるかもしれません。
オトナだからこそ機会は身の回りにあふれてる
今回は男子高校生を具体例で用いましたが、オトナになってしまってそんなに異性との出会いがない、身の回りにそんな場所はないと思っている方、オトナだからこそ活用できるチャンスや機会もあるのです。
今までの記事の内容でライバルと差別化すること、自分が輝ける市場を探すことが重要であると説明してきました。これまでの人生では高校のクラスや大学のサークル、色々な人がいる環境で努力をする必要がありました。
これからご紹介するサービスでは、条件を指定して、あなたの長所や特技をアピールできる環境を探すことが出来ます！
Rush（ラッシュ）
合コン・サシ飲みセッティングサービス「Rush（ラッシュ）」は好みの条件を指定して相手探しをすることが可能です。自分の得意領域で飲み会をセッティングして輝けるフィールドを作りましょう！
しかも一般的なマッチングアプリや婚活サイトと異なり、会う日が決まるまで無料で好みのお相手を探すことができます。「お金を払ったのに出会えない……」ということはRushでは起こりません！
ヲタ婚
少しニッチな分野、いわゆるヲタク領域でも活用できるサービスはあります！むしろアニメ・ゲームに特化したサービスです！
ヲタ婚も初期費用がオール0円のため、完全無料で婚活を始めることが出来ます。実際に気になった人とのお見合いを希望するまでは一切費用がかかりません！
まとめ
今回はマーケティングの知識、３C分析と、恋愛をかけ合わせて、恋愛のアプローチを戦略的に考えてみました。各Cのポイントには当てはまる人がそれぞれに何人いるのか、具体的な数値をしっかり入れるのも重要です。そのためには地道なヒアリングを行ったり、何気ない異性の会話に耳を傾けてみたりと、変態に思われない程度に情報収集をしましょう。
しかし恋は盲目というように、感情的になりやすいのが恋愛でもあります。ただ、ここの戦略をおろそかにしてしまうと、昨日までの自分と変わりません。はやる気持ちもわかりますが、しっかりと順序立てて、戦略を立ててみましょう。
