今回は【初心者は読んだ方がいい投資の知識 番外編】として、「LINE証券」で口座開設を行う手順について解説します。今や連絡を取り合うのに無くてはならない存在となった「LINE」。
一見すると一般の人でも馴染みのあるLINEが提供していることもあり、株式投資初心者でも手を出しやすいイメージがありますが、実態はどうなのでしょうか?
「自分が手を出す前にどんなものなのか知りたい。」
「他の人の例を見てから検討したい。」
そんな人たちのために、今回は実際に筆者がLINE証券にて証券口座を開設してみましたので、その手順や、本当に初心者でも簡単に開設できるのかについてご紹介していきます。
LINE証券の口座開設の手順
LINE証券の口座開設は利用規約に同意、必要事項の確認(確定申告の方法など)後、たったの3ステップで完了します。そのどれもが手持ちのスマホで完結するので、郵便を送るなどの面倒な作業はありません。
- お客様情報の入力(氏名、住所などの入力)
- 携帯番号の認証
- 本人確認書類の提出
それぞれの入力フォームもとても見やすく、金融機関にありがちな硬い印象はありませんでした。簡単なイラストも添えられており、初めての方でも迷うことなく手続きを進められるでしょう。
それでは各ステップでの作業を1つずつ解説していきます。
少し難しく感じるのが確定申告の方法など。しかし、各項目に「LINE証券に任せる」といった選択肢があるので、初心者には分かりやすいですね!
お客様情報の入力(氏名、住所などの入力)
まずは氏名、生年月日などを入力する「お客様情報の入力」からスタートします。どこでも見るような入力フォームに自分の情報を入力していきます。とても多い量を入力させるといった印象はなく、「あれ?これでもうおしまい?」といったライトなものでした。
携帯番号の認証
2つ目のステップは携帯番号の確認です。自分の携帯番号をフォームに入力すると、画面はSMS認証画面に切り替わります。
そのあとすぐにSMSメッセージで認証コードを受信するので、その番号を改めて入力すればこのステップは完了です。
本人確認書類の提出
最後のステップは本人確認書類の提出です。他のステップに比べるとここが唯一少しだけ手間のかかる作業になりますが、難しいわけではありません。
マイナンバーカード、マイナンバー通知カード、住民票のいずれかをスマホで撮影し、提出します。マイナンバーカードをまだ発行していない方は、通知カードでもOKなのがありがたいですね。
どちらも今手元にない方は、お住まいの地域で住民票を発行する必要がありますが、いずれも入手までに時間がかかるものではありません。
こういった書類を提出するのに抵抗や不安がある方も中にはいらっしゃると思います。そんな方は、この画面内の「マイナンバーを提出する理由」を読んでみましょう。
LINE証券が丁寧にその必要性について説明してくれています。
このあとに運転免許証を撮影して申し込みは完了となります!メールにて改めて連絡がありますので、しばらく待ってみましょう。
初心者にとってのLINE証券の強み
それではLINE証券の口座開設の手順を説明したところで、次にLINE証券の強みについて紹介します。公式のホームページに載っている内容以外にも作者の体感と共に、初心者にとってなぜオススメなのかについてもご紹介します。
1.数百円から取引が開始できる
株と言えば大きなお金が動く、ある程度の資金力がないとチャレンジできない、といったイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、LINE証券では数百円規模からの取引が可能で、株式投資へのハードルをぐっと下げてくれています。
個人的にはある程度資金力がある方でも、まずは小規模から取引を開始することをオススメします。
株式市場(株式の取引が行われるところ)ではいろいろな人が取引を行っています。みなさんのような初心者はもちろん、超ベテランもいます。投資歴何十年というようなベテランや、企業に属している機関投資家など、自分たちよりはるかに経験豊富な猛者たちがたくさんいるわけです。
そこにはハンデもビギナーズラックもありません。プロの投資家たちと同じ土俵で戦う、これが株式投資です。
まずは小規模な金額で投資に慣れることや、自分の使っている証券口座のシステムを使いこなすといったことから目的にしたほうがいいでしょう。
2.スマホ取引に最適化されている
正直プロの投資家でなければ、パソコンの前に張り付いて株価チャートとにらめっこする必要はありません。ただ、取引のたびにパソコンを開くのは少し面倒ですよね。
最近の多くのネット証券会社はスマホの普及に伴い、スマホ取引も円滑に行えるよう取引画面表示を最適化しています。出先や外出先の急な株価変動にも対応できますしね。
そんな中、LINE証券はかなりスマホでの取引に特化している印象を持ちます。もともとLINEというコミュニケーションアプリを運営している会社が大元なので、やはりそこに関する知見は蓄えられているのでしょう。
株式投資初心者でも、スマホを日常的に使っている人はすぐにLINE証券にも慣れることができるでしょう。
普段使っているLINEアプリでOK
専用のアプリをインストールする必要はなく、普段から使っているLINEアプリから取引が可能です。また各種通知もLINEからメッセージで送られてくるので「メール通知を見逃してしまった!」なんてことも起こりにくいですね。
3.豊富な送金方法=入金が簡単
いざ口座を開設してみても入金まで手間がかかってしまっては、取引開始まで時間がかかるということですし、熱も冷めてきてしまうかもしれません。
LINE証券ではLINEpayをはじめとした3種類の送金方法があり、スムーズに取引まで進むことができます。また、LINEポイントを投資に利用することができるのも魅力的ですね。
まとめ
長くなりましたが、結論、LINE証券は初心者にとってかなりオススメな証券口座と言えます!
これから株式投資を始める方にとって証券会社選びはとても重要なものです。使い勝手が悪くては何かしらの失敗が起きてしまうかもしれませんし、そもそも取引する気が削がれてしまうかもしれません。
そうならないように初めの一歩は自分が普段から利用しており、私生活に大きく変化を与えないような、日常生活の延長線上で取り組めるものを利用することをオススメします。
たんぱんライフでは「初心者は読んだ方がいい投資の知識」にて、株式投資初心者が明日から使える情報を発信しています。ぜひそちらもご一読いただけましたら幸いです。