初心者は読んだ方がいい投資の知識 PR

【投資手法編】僕が大学生、社会人になっても安定して続けられた投資手法について①

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僕が投資を始めたのは大学2年生の頃。何気なく受けていた大学の講義中に、「暇だし投資ってやつにでも手を出してみるか。」と思ったのがキッカケです。

経済学部だった僕は他の学部の友人と比べて世界経済論だったり、国際金融だったり、それっぽい内容の授業は多く履修しており、他の人よりもマクロな知識に関してアドバンテージはありました。

「せっかく勉強してるんだし、この知識を無駄にするのはもったいないなあ。自分でやってみたら単位にも繋がりそうだし、それでお金が稼げるなら一石二鳥じゃん。」

こんな軽い気持ちで始めてみたのですが、初めての取引は惨敗。(笑)
その後「投資はギャンブルじゃない。それで飯食ってる人達がいるなら、ちゃんとしたロジックがあるはず。」と考えて、1年間、一切実取引はせず、シミュレーションを繰り返し、ひたすらに勉強してみたんです。

その後実際に取引を再開した大学3年生の夏から今まで、そこそこの勝率で安定して取引を続けることが出来ています。

今回は、そんな自分が勉強して獲得した投資手法をご紹介します。

勉強のすえに至った「本来の価値よりも値段が下がっている銘柄」への投資

まず投資には色々ありますが、僕が当時目を付けたのは国内現物株投資という、日本の株式市場に上場している企業に投資するといった方法です。むしろこれに限定しました。株式市場は世界各国にあり、有名どころだとアメリカのNYダウと呼ばれるものがあります。

なぜ国内の現物株投資に限定したかというと答えはシンプルで、よく分からなかったからです。

日本の企業であれば、日々のニュースやネットの記事などで大体の相場観、どの企業がいい、悪いなど何となくですが理解できます。その反面、海外の市場はそれがよく分かりませんし、最新の情報を追うには時差の関係で夜遅くまで起きている必要がありそうだと何となく当時は思ったのです。

そもそも株式投資自体よく分かっていなかった頃でもありましたから、少しでも自分が有利な土俵で勝負しなければならないと考え、まずは日本の現物株投資に限定しました。

「本来の価値よりも値段が下がっている銘柄」とは?

これは「ただ単に値段が下がっている銘柄」ではなく、「本来はもっと高い価値があるのに今は色々な要因で値段が落ちている銘柄」のことを指します。後々知ったのですがこういった銘柄は「割安株」と呼ばれています。

割安株 (わりやすかぶ)

割安株とは、その会社の利益や資産に対しての評価が株価に反映されておらず、株価が低い状態の株式のことをいい、バリュー株ともいわれます。つまり市場(投資家)がその企業の価値を正しく評価すれば株価が上がるだろうと思われる企業の株です。

引用元:SMBC日興証券株式会社

この割安株に投資するのですが、重要なのが投資のタイミングです。次はそれについて解説していきましょう。

投資は多くても年に3回くらい。しっかり準備する時間を作る。

「本来はもっと高い価値があるのに今は色々な要因で値段が落ちている銘柄」に投資することと、タイトルでも書いたそんなに多くない投資のタイミング。これには因果関係があります。

株価というのは常に上昇と下落を繰り返しています。この値動きには市場の温度感みたいなものも反映されるわけです。どういうことか説明しますね。

投資家Aさん

今日の朝ニュースで見たんだけど、○○会社がなんだか不祥事起こしたみたいで謝罪会見開くみたいだよ。

投資家Bさん

え?まじ?俺そこの株持ってるんだよね、みんな売ると思うから俺も売りに出しておこう。

投資家Aさん

俺はあそこの○○会社は持ってないんだけど、共同開発するって言ってた△△会社の株は持ってるんだよ。関係性もありそうだから早めに売っておこうかな…。

極端な例ですが、このようなことは実際に起こりえます。このとき、○○会社と共に△△会社の株価、つまり値段が下がることが想定されます。つまり、芋づる式に他の企業の株価も下がっていくのです。しかし、実際は△△会社の価値は一時的に落ちているものの可能性が高いので、また上昇する可能性も出てきます。

この本来の株価の価値よりも現状の株価が下がっている銘柄に投資し、その反発による利益を狙うというのが僕の投資手法です。

狙うのは株式市場全体が下落しているタイミング

業界ごと、企業ごとにそういったタイミングはよく発生しますが、そんなものを毎日追っていたら時間が足りません。勉強の時間もなくなり単位も落としてしまうことに繋がるので本末転倒です。

それではいつ投資を行うのか?それは株式市場全体が弱気になっている、つまり日経平均株価が大きく下落している時に投資を行います。

日経平均株価

日経平均株価(にっけいへいきんかぶか、英語: Nikkei stock average)は、日本の株式市場の代表的な株価指標の一つ。単に日経平均や日経225(にっけいにひゃくにじゅうご、にっけいにーにーご)とも呼ばれる。

(中略)

現在、東京証券取引所第一部に上場する約2,000銘柄の株式のうち225銘柄を対象にしている。銘柄を選定、5秒毎(2017年以降)に算出し公表する。

引用元:Wikipedia

この日経平均株価が大幅に下落しているときの投資家の心理状況は「なんか景気悪いな…、怖いから株売っておこう…。」というものがほとんどです。つまり、この日経平均株価が下落している最中は割安株が多く表れているかもしれないといった状況でもあるわけです。

ちょっと見にくいけどこんな感じの時

画像を見てもらえればわかる通り、下落してしばらくたった後、日経平均株価は上昇していますよね。特にコロナショックと呼ばれている2020年4月以降の上昇は顕著です。こういった反発を狙うって感じです。

この日経平均株価の大幅な下落は年に何回も来るわけではありません。だからこそ投資回数も少なくなるのですが、その分準備の時間も十分にあるということですので、その間に実際に投資する銘柄の選定や、実際に買い始めるタイミングの分析をしていました。

どこまで落ちれば買うタイミングなの?

結構というか一番難しいです。というか、これが完璧に分かれば誰でもどんな手法でも負けません。(笑)もちろんそんなことは神様でもない限りは無理なので、僕が実際に分析していた方法を簡単にお伝えします。

色々な考え方があるのですが、僕は基本的にチャートを使った分析=テクニカル手法というのを用いていました。ここでは簡単に図を使って必要最低限なことだけまとめます。

僕が実際に投資を始めた期間、2015年くらいの日経平均株価のチャートを見てみましょう。「チャートってなあに?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、それについては後日「初心者は読んだ方がいい投資の知識」でちゃんと説明します。

この黒い線を引っ張った部分、これは株価が上げ止まったり下げ止まったりしているラインです。不思議なことに、ある一定の水準になると株価って下げ止まったりするんですよ。特に14,768円のライン、これが分かりやすいかもしれません。基本的にはこの下げ止まっているラインあたりで買い始めてましたね。

なぜこのようなライン(抵抗ライン)が生まれるのか

テクニカル分析では、過去の高値と高値を結んだラインを上値抵抗線、過去の安値と安値を結んだラインを下値支持線と呼びます。

上値抵抗線に近づくと売り圧力が増したり、株価の上昇スピードが鈍くなる傾向にあり、下値支持線に近づくと多くの買い物が控えている場合が多く、株価の下支えになる傾向があります。

株価が上値抵抗線を超えると、これまで抵抗線として機能していた上値抵抗線が一転して下値支持線として機能することになります。

一気に買うのではなく、少しずつ買い増していく

ここで注意していたのが一気に買うのではなく、自分の投資資金の数%を段階的に投資していくということです。

例えば日経平均が15,000円まで下落したときに買うと決めていた時、下のように徐々に投資資金を増やしていきます。

日経平均株価が15,500円そろそろ投資するか…。
ただ狙いは15,000円、そこまで落ちるかわからないし、
全体の投資資金のうち10%投資しよう。
日経平均株価が15,200円そろそろ本番だな、全体の投資資金のうち20%投資しよう。
日経平均株価が15,000円よし狙った金額だ、全体の投資資金のうち50%投資しよう。

LINE証券口座開設

利益率はあらかじめ決めておく!!

買う時も大事ですが、売る時が人間の欲望に打ち勝つ一番大事な時です!これマジです!

まだ上がるだろう…、もうちょっと稼げるだろう…。こんな風に思っていては次の下落に巻き込まれ、せっかくプラスだった利益がなくなってしまう可能性もあります。「そしたら次の上昇でまた売ればいいじゃん。」と思っているそこのあなた、今持っている銘柄がまた次の上昇で同じように上がるとは限りません。

あらかじめ、「今回の取り引きでは10%儲けたら利確する。」、「5%負けたら損切りする。」のようにルールを決めておきましょう。その後の値動きには一喜一憂しない、「あの時あーしておけば…」と思わない!これが重要です。

まとめ

本当は一個の記事でまとめようと思っていたのですが、かなりボリュームのある内容になってしまったので、複数回にまとめようと思います(笑)。

そういえばですが、まだ証券口座を開設していない方は下の記事を参考にしてみてください。

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次回は今回の内容をおさらい、もう少し深く踏み込んだ後に、実際の銘柄選びについて解説していきます!

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