近年、クレジットカードや電子マネーの普及によって、多くの店舗で目にする機会が増えたキャッシュレス決済。そんなキャッシュレス決済ですが、突発的、スポットでのイベント・催事では費用、実装までの工数、回線環境等の理由から、主催者側は導入を迷うこともあるでしょう。
しかし、特にオフラインのイベントや催事では、参加者は、「できるだけ手荷物を持ちたくない。」「盗難の恐れがある。」という心理から現金をあまり持ち歩かないケースが多く、売り上げの観点からも、イベントや催事の場合でもキャッシュレス決済は導入することには利点が多いです。
今回は イベントや催事を運営者様方向けに、日本のクレジットカードの普及率から、キャッシュレス決済を導入する利点を深く紐解き、おすすめキャッシュレス決済サービスまでもご紹介します。
日本のクレジットカード保有率
まずは日本でのクレジットカード普及率を、株式会社ジェーシービーが、全国の20代~60代の男女3500人の一般消費者を対象に、クレジットカードを中心とした消費活動の実態を調査した「2021年度版クレジットカードに関する総合調査」の調査結果に基づいて詳しく見ていきましょう。
クレジットカード保有率は86%と高水準
3500人への調査の結果、クレジットカード保有率が他決済手段を上回り、約86%を記録しました。また、コード決済(PayPay等)や電子マネーについても保有率を年々伸ばしており、キャッシュレスが一般化していることがデータから伺えます。
キャッシュレスの利用が増えたと58%が回答
また、2020年と比較して、約58%が「キャッシュレス決済の利用頻度が増えた」と回答しています。高いポイント還元率や、キャッシュレス決済を利用することで割引を受けられるサービスも増えてきたことが利用頻度の増加につながったと考えられるでしょう。
キャッシュレス決済をイベント・催事に導入する4つのメリット
前述したことから、クレジットカード、電子マネーなどのキャッシュレス決済が日本でも徐々に普及してきているといえるでしょう。それではキャッシュレス決済を導入する5つのメリットについてイベント・催事に特化して説明してきます。
1.売上金の管理にかかる手間の削減
野外イベントなどで現金を扱う場合、防犯対策は徹底する必要があります。金庫の準備や売上金のこまめなチェックは人が多く集まるイベントであればあるほど重要になるでしょう。また、お釣りの過不足にも注意した運営も求められ、手間もかかります。
こういった手間をキャッシュレス決済を導入することで削減することができ、接客や営業活動に集中した運営ができるようになります。
2.客単価アップが狙える
人が集まるイベント・催事では防犯の観点でも現金を持ち歩く参加者も少ないため、「現金がないから商品が買えない。」ということも起こりえるでしょう。しかしクレジットカードや電子マネーは紛失や盗難にあっても即座に利用停止等の対応ができ、手荷物もかさばらないため、参加者のニーズにマッチした決済手段といえるでしょう。
こういった現金を持ち合わせていない方であっても商品を購入でき、売り上げアップや客単価アップも期待できます。
3.感染症対策になる
新型コロナウイルスの流行により、対面での接客はどうしても感染対策が求められます。オフラインでのイベント・催事においては特にこういった感染症対策はマストで必要となるでしょう。不特定多数の人に触れられ、お釣りの受け渡し等で時間がかかってしまう現金での取引は衛生面において安全とは言い切れません。
キャッシュレス決済ではレジでの支払いを素早く済ませ、接触も最小限に済ませることができる点からも感染症対策においても有効であるといえるでしょう。
4.外国人観光客への対応もスムーズに
クレジットカード、電子マネー、QRコードなどが日本よりも普及している国もあります。
例えば、アメリカでは、企業主体でキャッシュレス決済の推進を行っているケースもあり、日本よりも大幅にキャッシュレス決済が普及しています。広大な土地を持つアメリカでは、現金を定期的に引き落とす際にATMを探す手間が省けたり、ATMの輸送・設置にかかるコスト削減も理由として挙げられるでしょう。
また、韓国においてはキャッシュレス決済比率がなんと96.4%と、世界でもトップクラスでキャッシュレス決済が普及しています。
こういったキャッシュレス決済が日本よりも一般化している外国人観光客に対して、外貨から日本円へ両替する手間の削減、普段の生活と相違ない取引にて利便性を訴求することができるため、海外からの来場者の売り上げアップも期待できます。
おすすめのキャッシュレス決済端末をご紹介!【STORES 決済(旧:Coiney)】
今までの説明でイベント・催事によるキャッシュレス決済には多くの利点があることがご理解いただけたと思います。しかし、いざイベント・催事においてキャッシュレス決済を導入しようとも、現在は数多くの決済端末がリリースされており、何がいいのか判断がつかないのも運営者の方々の悩みの種でもあると思います。
そこで今回、おすすめのキャッシュレス決済端末「STORES 決済(旧:Coiney) 」をご紹介します。
それでは以下でSTORE決済がイベント・催事におすすめな理由を4つご紹介します。
理由① Wi-Fi不要で利用可能な上、持ち運びが簡単!
ネット環境に接続されているスマホやタブレットがあれば、アプリを介して利用可能なため、決済端末専用のWi-Fiを用意する必要はありません。固定の通信環境の構築に手間がかかる野外でのイベント・催事においても難なく利用することができるでしょう。また、決済端末の持ち運びも楽なのも大きなメリットといえます。
理由➁ 導入までがスムーズ!最短翌3営業日でクレジットカード決済が利用可能
ほとんどの決済端末は導入までにも時間がかかってしまうことが難点としてあげられるでしょう。しかし、STORES決済であれば、オンラインのみで申し込みが完了するほか、申し込みから最短3営業日でサービスの利用が開始できます。急なイベント開催であっても導入を検討することは可能でしょう。
以下に利用開始までの流れを図でまとめてみました。
フェーズ | 内容 | 所要時間 |
---|---|---|
申し込み | 加盟店審査のための情報を申し込みフォームに入力する。 | 5分~10分ほど |
1次審査 | 審査通過のメール受信後、VISAとMastercardがSTORES 決済と STORES 請求書決済で利用可能になる。 ※2次審査の結果を待たずにVISA、Mastercardのクレジットカード決済は利用可能 | 申し込み日から最短翌2営業日 |
決済端末の送付 | 決済端末が手元に届く。 | 申し込み日から最短3営業日 |
WeChat Pay決済利用申し込み | ウェブ管理画面から確認事項に同意のうえ、WeChat Pay決済(QRコード決済)への申し込みが可能。 | 申し込み日から最短翌3営業日 |
2次審査 | 1次審査通過後に2次審査をおこなわれ、審査通過のメール受信後からJCB、AmericanExpress、DinersClub、Discoverのブランドが利用可能になる。 | 1次審査通過後から最短翌5営業日 |
電子マネー決済利用申し込み | ウェブ管理画面から確認事項に同意のうえ、suica、pasmo等の電子マネー決済への申し込みが可能。 | 申し込み日から最短翌10営業日 |
理由➂ キャンペーン中キャッシュレス決済端末を¥0で提供
5月末までSTORES決済は、キャッシュレス決済端末を無料で提供するキャンペーンを実施中!初期導入、固定費が無料でキャッシュレス決済が利用開始できます。(決済利用時に手数料が発生)スポットでのイベント開催にできる限りコストを抑えたい運営側にはとても嬉しいキャンペーンです!
理由④ 利用前に気軽に相談できる
日本各地のイベントや催事にはそれぞれ特徴もあり、「自分たちの企画に本当に合うのか?」「ホームページに書いてあること以外も気になる」など独自の疑問も生まれることでしょう。
STORES決済では質問への対応も充実しており、さらに詳しい説明資料や、よくある質問、チャットを使った質問などを受け付けています。導入を検討している企画との親和性を事前にクリアにしておくことができます。
まとめ
新型コロナウイルスの流行も、ワクチンの普及などで少しずつ落ち着きを見せる中、オフラインでのイベントも少しずつ開催されてきています。さらなる安全性の観点はもちろんのこと、より利便性を追求していくことも引き続き求められていくでしょう。
まずはキャッシュレス決済からデジタルを駆使し、ユーザーの体験を向上していく仕組み作りに取り組んでいってはいかがでしょうか?