合コンとはそれぞれの目的を持った男女が一堂に会し、良い獲物を捕まえるために目を光らせる、タイミングが遅ければ気になる相手を取られてしまい、はしゃぎ過ぎるとその後相手にされなくなってしまう、いわば戦場です。
そんな合コンですが、男女間でのやりとり、お酒も提供される場ということで感情的に動いてしまうことも多々あり、それが失敗に繋がってしまうということもあります。
今回はビジネスシーンで仕事をうまく運ぶためのマーケティング知識「OODAループ」を合コンでうまく活用し、今までの自分とは比べ物にならない成果を上げる方法をご紹介します！
そもそもOODAループとは？
これから合コンと掛け算して使用するOODAループとは、「ウーダ」と読み、ビジネスでタスクを「状況に応じて素早く意思決定をし、実行に移す」ための手法です。
これは合コンでも効果的で、常に変化する男女のパワーバランスや、各員のアルコールによる行動の変化など、周りの環境に対応して、自らの行動を最適化し、自分の目的達成率をぐっと高めることが出来ます。
OODAループについてもっとビジネス的な視点で理解したいという方は、こちらの記事も読んでみてください！
なぜOODAが合コンで役に立つのか？
それではこのOODAループ、なぜ合コンで効果を発揮するのでしょう？皆さんはギャップ萌えという経験をしたことはありますか？
想像してみてください。合コン序盤はあまり話さなかったタイプの人間が、会が終わりに差し掛かっている頃、収集のつかない状態になっている周囲の人間をてきぱきと集め、しっかりと指示や気遣いをしていたらどうでしょう？序盤とは異なる行動、意外な一面に心が揺れるのではないでしょうか？
OODAループ活用すると合コンの場でこのようなギャップ萌えなどを意図的に、戦略的に感じさせることが出来るのです。
OODAの意味を合コンに置き換える
OODAループとは以下の4要素から成り立ち、それぞれの頭文字が名前に由来しています。
- Observe（観察）
- Orient（状況判断）
- Decide（意思決定）
- Act（実行）
OODAループとはこの4要素を、Observe（観察）→Orient（状況判断）→Decide（決定）→Act（実行）の順にループさせることで、行動までの意思決定を素早く、かつ論理的に行うことを指します。
これは一般的にビジネスで使用される表現ですが、今回は合コンに置き換えて、難しい言葉は使わず、分かりやすく説明していきます。
Observe（観察）→参加メンバーの情報を仕入れる
「観察」としていますが、単に観察をするだけでなく、情報を収集するといったイメージの方が近いかもしれません。合コン開始時に当てはめた場合、会話の流れや身なりからまずは自分たち側（競合）の年齢・趣味・仕事や、相手側スペックの状況などを観察し調査することから始めます。
Orient（状況判断）→自分のこの後の選択肢を考える。
観察（Observe）の段階で得た情報をもとに状況の理解を深め、この後の具体的なアクションについての方向性も決めていく段階となります。
これも合コン開始時に当てはめると、合コンを仕切る側に回った方がいいのか、それとも進行は他人に任せ、黙々と酒や食事を勧める側に回るのかなど、できるだけ多くの選択肢を考えましょう。
ここでの方向性の決定が、後の意思決定や実行での前提となるので、最も重要な段階と言えるでしょう。
Decide（決定）→どの選択肢をとるか決定する
状況判断（Orient）で挙がった複数の方向性の中で、どの選択肢を取るかを決定します。「現状ではどの選択が最もベストか」を意識しながら最適な意思決定をここで行います。
Act（実行）→実際に行動に移す
意思決定（Decide）で決定したことを、実行します。しかし時間が経ち、合コンの状況が変化すれば観察段階へ戻り、再度現況の情報収集を行います。
OODAを用いた具体的な合コン戦術
それでは実際にOODAループを使った具体的な合コン戦術について紹介していきます。
今までの説明にもあった通り、OODAループとは状況に自らの行動を変化させていくこと。つまり状況に応じて対応は変わってきます。そのため今回は2つのシーンでの具体的なOODAループを使った戦略を男性視点でご紹介します！
シーン１ 合コン開始当初
それではまずは合コンが始まった当初のシーンを想定してOODAループを使った戦略的なアクションの導き方を考えてみます。
| Observe（観察） | 男女は4人ずつ。仕事は各々異なるが、全員自分と同じ年、同じくらいの年収。こちらには主催者兼トークが上手い友人がいる。 |
| Orient（状況判断） | お互い初対面なので、ぎこちない雰囲気が漂う。そこで2つの選択肢が思いつく。 ・場を盛り上げる係に加わる ・進行は他の人間に任せる |
| Decide（決定） | 場を盛り上げる人間はいないわけではない。加えてアルコールが進めば、次第にこの雰囲気は打ち解けるだろうと判断。進行は他の人間に任せる選択をとる。 |
| Act（実行） | 主催者兼トークが上手い友人にこっそり合コンの進行を促し、自分は流れに乗る役割に徹する。 |
以上のような戦略的な意思決定ができると合コンの流れを序盤から、一歩引いた目線、落ち着いた目線から観察できるようになり、次のシーンでの行動を決める戦略に余裕をもって取り組むことが出来ます。
また、合コンの進行を他の人に任せている間、参加者の情報収集をしっかりと行う時間にもあてられます。
シーン2 合コン中盤
次はお酒もすすみ、会話も盛り上がってきた合コン中盤にシーンを移して紹介しましょう。
| Observe（観察） | 容姿端麗な女性Aさんが人気。男性勢はその子に惹かれようと、思い思いの話をしている。かと言って他の女性陣も退屈そうにしているわけでもなく、会話には参加している。 |
| Orient（状況判断） | この後の流れを鑑みた際、2つの選択肢が思いつく。 ・自分も他の男性陣同様、Aさんとの話に加わる。 ・他の女性との会話の空間を形成する。 |
| Decide（決定） | このままもう少し楽しい時間を過ごしたいという考えから、1人の女性を盛り上げるより、全員での満足度を高めた方が二次会への誘導もスムーズになる。 |
| Act（実行） | 他の女性との共通の話題をもちかけ、別の会話集団を形成した。 |
合コンのその場の空気に流されることなく、論理的な行動をすることができていますね。このまま二次会、三次会と場面が移るにつれ、Aさんの視線がこちらに向くこともありますし、他の方々の知らなかった一面を垣間見ることができるかもしれません。
話が前後するようですが、このようなOODAループを行うにはしっかりとした目的意識を持つことがも重要です。「自分はこの合コンを通して何を得たいのか？」を明確にしておくことにより、合コン中の行動をOODAループで最適化しながら、目的達成を目指しましょう。
さっそくOODAを合コンで活用する
それでは今回の記事で得た知識を早速合コンで活用してみましょう。しかし、合コンなんてそんなに頻繁に参加できない、そこまで人脈も広くない、セッティングをするのが面倒という方には、合コンセッティングサービス「コンパde恋ぷらん」を活用することをオススメします。
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まとめ
今回は「合コン×マーケティングスキル」で合コン強者になるための方法をご紹介しました。OODAループは合コン以外にもビジネスや私生活など、様々な場面での意思決定に大いに役立ちます。今まで何気なく決めていた日々の活動も一度冷静にOODAループを使って、冷静に判断し、その質を高めてみてください！
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